手数料が安い投資信託の選び方
この半年間で日経平均がかなり上がっています。
株式投資をしている富裕層は、保有株式が値上がりしているので、かなりの含み益を得ているようです。
私のお客さまも、半年で1000万円も儲かりました..。
実はこのお客さまが投資していたのは、銀行が販売する投資信託なんです。
株式投資やビットコインが注目されがちですが、投資信託も上手くいけば充分利益がでると思います。
今回は、投資信託を買うときの手数料と、選び方について書いていこうと思います。
商品によって手数料率が異なる
投資信託には手数料がかかります。
購入時に手数料がかかるのは、株式投資と同様です。それに加えて信託報酬という、「投資信託を保有している間かかる手数料」があります。
また、商品によっては信託財産留保額という、投資信託を換金するときにも手数料がかかることがあります。
これらの手数料は、投資信託の商品ごとに異なります。
販売手数料が3.0%かかるものや、販売手数料が無料のものもあります。
手数料の高い安いは、投資信託の型によってだいたい決まってきます。
アクティブ型とインデックス型
アクティブ型と言われる投資信託は手数料が高く、
インデックス型と言われる投資信託は手数料が安いです。
この二つの違いは、
プロの投資家が投資テーマに沿った銘柄を選定するのがアクティブ型で、
日経平均などの指数を参照するものがインデックス型になります。
アクティブ型のほうが手間がかかるから、手数料が高くなるということになります。
初心者におススメの投資信託
インデックス型の投資信託で、日経平均株価に連動するものや、アメリカのS&P500に連動する商品がおススメです。
理由の一つは、手数料が安いから。
楽天証券には、「ニッセイ日経225インデックスファンド」「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」という商品があります。
このどちらも購入手数料がかかりません。
また、分かりやすいことも理由の一つです。
日経平均に連動する投資信託であれば、毎朝ニュースで日経平均株価をみるので、上がったか下がったか、今が高いのか安いのか、把握することが容易です。
投資は自己責任なので、なぜ投資信託の価格が上がったのか、なぜ下がったのかが分からないと、購入するタイミングや換金するタイミングの判断ができません。
自分の相場感覚を養うためにも、投資が初めての方はインデックス型の商品を買ってみて、ニュースをチェックするクセをつけることをお勧めします。