銀行に入って良かったこと

先日は、銀行でつらいことをご紹介しましたので、
反対に銀行に入って良かったことについてあげていきたいと思います。

今後、銀行への就職や転職を考えられているかたの参考になればと思います。

過去記事も良ければご覧ください。
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まとまった休みがとれる

私も銀行に入るまでは知りませんでしたが、
銀行は意外と休みが多いです。

私が勤めているところでは、有給休暇に加えて、
「連続5営業日の休暇」という毎年取らないといけない休暇があります。

他の会社では、有給が使いにくいと聞いたことがありますが、
この休暇は使わないと支店の成績が減点されてしまうので、
絶対に休ませてもらえます。

9連休がとれる

都市銀行は勿論、地方銀行でも5営業日連続で休むことが規定で決められています。

5営業日連続の休暇なので、土日と合わせて9連休を作ることが出来ます。

私は以前お正月を活用して11連休を作りました。

社会人になってから海外旅行に行くのは難しいとよく言われますが、
銀行員であれば、毎年9連休がとれるので、遠出もできますね。

ちなみに、
この休暇の間に、不正をしていないか調べられています。
休みの間に支店に出勤したり、電話をすると管理職から怪しまれ、

ひどいと本部のコンプライアンス担当が支店に来ることも...

金融リテラシーが身に付く

個人・法人と、どちらの担当となっても、勉強になることが多いです。
私も学生の時と比べると金融の知識がかなり付きました。

資産運用がわかる

積立NISAやideco、保険商品を販売する為、
各種税制や運用に関する知識が身につきます。

※職場では多くの職員が運用をしていますが、
株式の短期売買やFX等の投機的な運用は基本的に禁止されています。

相続・贈与対策がわかる

法人のオーナーや、富裕層の相続対策の相談を受けるので、
相続や贈与に関する知識が身につきます。

自分の家族や知人にアドバイスが出来るようになりました。

決算書が読めるようになる

取引先の決算書を分析するため、決算書が読めるようになります。
他の会社で自社以外の決算書を頻繁に見る会社はそう無いと思うので、
銀行ならではのメリットかと思います。

また、確定申告書を見ることも多いので、
見ただけで節税の余地がないか分かるようになります。

節税についてはその内まとめていきますね。

多くの経営者の話を聞ける

法人の担当になると、100~200の会社を担当することになり、
それだけの社長さんたちと話すことができます。

会社の大小はありますが、社長は豊富な人生経験や、
サラリーマンとは違う考え方を持っていて、話すだけでも勉強になります。

ただの社員が、会社の社長と話す機会がある業種は、あまりないのではないかと思います。

銀行員には転勤があるので、
3~5回ほど転勤すると300~1000社のビジネスモデルを知ることになりますね。

同じ数だけいろんな社長の話も聞けますので、面白いと思います。


大きなお金を動かす

銀行が融資をすることで、大きなビルが建ったり、
新聞に載るようなビジネスが動きます。

自分が関わった案件が新聞に載ったり、
地図に残ったりすることはやりがいにも繋がります。

車を運転していて、「あそこのホテルは自分が関わった案件なんだ!」
といって、ちょっとだけ胸をはることが出来ます。笑

給料が多少良い

・国内銀行79行の2020年3月期の平均年間給与は608万8,000円
・大手行は762万5,000円
地方銀行621万4,000円
第二地銀550万8,000円
東京商工リサーチより抜粋国内銀行79行「平均年間給与」調査(2020年3月期決算) : 東京商工リサーチ

正社員の平均年収が409万円と言われているので、
銀行の年収の方が少し良いです。

銀行員の給与は、基本的に自分の成績であまり上下しませんが、
どれだけ昇進しているかで基本給と賞与が決まってきます。

まだ年功序列的な考え方が残っている銀行であれば、
真面目に勤めていれば順調に給料が上がっていくようになっています。

まとめ

以上が私の思う銀行に入って良かったことです。

銀行に入って身に付くことも多く、生活に役立つ知識も得ることができました。


本記事を通して銀行のイメージが良くなってもらえれば幸いです。