実務補習2日目を終えて、学んだ事【中小企業診断士】

実務補習2日目が終わりました。

残りはあと13日、14日、15日の3日間。
少し不安なことがあったので、先ほどまでグループでZOOM会議をしていました。

いや~疲れました。。



忘れないように、2日目の内容をまとめておきます。

1日目の内容は先日投稿したものがあります。
syu-tarou.hateblo.jp



◆2日目で話し合う内容◆
・SWOT分析の深堀
・企業の現状認識(問題点)
・問題点を生んでしまった根本原因
・将来会社が目指す方向性
・経営課題(何に取り組んでいくのか)
・経営改善の提言


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学んだ事

現状になぜ?を繰り返し深堀をすると課題が浮き彫りになる

A社は社長の右腕といえる、優秀な役員が現場を取り仕切っていました。

優秀な役員はA社の強みとして考えていました。

指導員から、
「何故優秀な役員はA社にいるの?この強みについてなぜ?を繰り返して深堀してみて」
と言われました。

優秀な役員がA社にいる理由
➤給料が高い
➤社長の理念に共感
➤やりがいがある

と、意見が続々と出てきて、給料が高い理由についても深堀していきました。

給料が高い理由
➤A社粗利が高いから高い給料が払える
➤貢献度が高い
➤いないと困る


ここまで意見が出てきて、「あれ?この人が他社に引き抜かれたら大変じゃない?」と気づき、
A社の経営課題の一つに、「人材育成」ということが挙がってきました。


既に分かっている会社の特徴について、
その現状を作り出している要因を探っていくことで、これから取り組むべき課題が見えてくることがわかりました。

短期的目線と長期的目線で提言する

A社はコロナ禍で売り上げが急減しており、新事業も思うように成果が上がっていない状況でした。
今期は大きな赤字となりそうなので、このままではいけない、何とかしたいと考えています。


今、何とかしたいと考えている会社に対して、3年後に○○をしましょう!と言っても社長の心に響きません。

すぐに取り掛かれる短期的な実現可能性の高いアクションプランと、
長期的に成果が出てくるアクションプランとに分けて提案することが大切
だと教えていただきました。


現時点であまり良い案は浮かんでいませんが。。。

掴みが大切

診断報告書は全60ページほど作る予定ですが、
最初の掴みで、社長を引き込むことができればいいのですが、
掴みが悪ければ、報告会が地獄の空気になるそうです。


掴みの良しあしは、現状分析で浮彫になった問題点と、提案の方向性が社長の思いに沿ったものか。
が大事になります。

グループの6名がそれぞれバラバラな提案をするのではなく、
一貫性のある提案をしないといけません。

また、グループのメンバーは業界のことに精通しているわけではないので、
とんちんかんな提案をしないようにしないといけません。


どんな提案をするか、みんなで話し合いながら進めているので、
色んな考え方が学べ、とても有意義だと感じています。




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